院外処方の増加で薬剤師は服役指導に専念できる環境に

主な業務として医師の出した処方箋による調剤と服薬指導、医薬品の情報収集を行う薬剤師とその業務補助する事務員とで構成される病院の薬剤部。

病院の支出のおよそ20%が医薬品であり、院内に存在する医薬品は100床あたり1,000種類程度といわれています。

薬剤指導管理料は貴重な収入源

近年、院外処方を行う病医院が増えてきたため、それまで調剤業務に追われていた薬剤師はその負担が軽減されることになり、患者さんへの服薬指導へ専念できる環境が整ってきました。

病棟に薬剤師が配置されていることも多くなっています。病棟に入ることで患者さんへの服薬指導の機会が増えるだけでなく、医師や看護師との接点も増えます。

従来は医師が処方し、薬剤師が鑑査・調剤を行い、看護師が与薬するという分業体制が一般的でした。今後は薬物療法について評価できる能力を持った薬剤師が、処方設計や効果・副作用のチェックにも積極的に関与していくことで、チーム医療が寄り活発化していくことにもなります。

薬剤師が、入院中の患者さんやその家族に、薬の飲み方や副作用などについて説明、指導を行うことで薬剤指導管理料を保険請求することができます。病床規模によっては、年間で数千万円単位の収入となるため、病院の経営側の視点で見ると、近年の薬剤部は貴重な収入源であるともいえます。