専門病院は脳ドックや女性のがん検診などの検査も充実

既に病気になっている患者の治療を行うことだけが病院の仕事ではなく、健康な人を対象に日本人の三大死因(がん、虚血性心疾患、脳卒中)などの生活習慣病を早期発見のための健診やがん検診にも力を入れています。

企業や官公庁に勤めている方は最低でも年に1回、医師による問診、胸部X線検査、血圧測定、血液検査(γ-GTP、中性脂肪、コレステロール、血糖値ほか)、心電図検査、尿検査などの健康診断を受けます。人間ドック施設では、看護師 健診アルバイトの募集で人材を確保行しています。

子供を対象にした健診は1歳半、3歳でそれぞれ実施されており、また入学後には学校健診と並行して耳鼻咽喉科や歯科のチェックも行われています。

大型病院はオプション検査が充実

40~74歳の健康保険加入者を対象として2008年度から導入されたのが、メタボリックシンドロームを発見するために行われる特定健康診査です。内臓脂肪のつきすぎで血圧や血糖値が異常値になる状態がいわゆる「メタボ」ですが、メタボを放置していると心臓病や脳卒中、糖尿病などのリスク要因となります。

特定検診の検査項目は体重や腹囲、血糖値、内臓脂肪、血圧などに重点が置かれていますが、医師の判断で心電図や貧血検査などが追加されることもあります。異常値の場合は日常生活の改善をアドバイスする特定保健指導でフォローします。

健康保険が適用される健康診断と異なり、人間ドックは気になる病気を対象に全額自己負担で任意で受ける検査です。その分、サービスや専門化が進んでおり高級ホテルでの宿泊を兼ねたプランも登場しています。

MRIやMRAなどの画像診断で脳梗塞や動脈硬化を発見する「脳ドック」、運動負荷心電図、MRI、胸部超音波などで不整脈や心筋梗塞、狭心症を調べる「心臓ドック」、乳がんや子宮がんなど女性特有のがんを調べる「レディースドック」などバラエティに富んだコースがあります。